花が終わっても良い感じです。
【以下はネット調べ】
オキナグサは本州、四国、九州の日当たりのよい草原や林縁に生える多年草です。花後にできるタネに白く長い毛があり、そのタネが密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てて「オキナグサ(翁草)」と呼ばれているといわれます。
地下には太いゴボウ根状の根茎があり、春に暖かい日ざしが注ぐと芽を出します。葉を開くと同時に白い毛で覆われた花芽を伸ばし、葉の伸びきる前に、短い毛で覆われた赤紫色の花を下向きに咲かせます。花弁に見えるものは萼片です。この花が数輪咲いた姿はとても情緒があり、タネの姿と相まって愛好家が多い理由もうなずけます。庭植えにすると、より風情や情緒が楽しめるでしょう。
花後に葉の展開が終わると、花茎が長く伸びて、先端にタネを実らせます。あとから開花した茎の成長が止まると、葉はほとんど出ることもなく夏を迎えますが、わきにはしっかりと側芽をつけており、秋には株を充実させます。やがて落葉して休眠に入ります。