

「ヨトウムシ(夜盗虫) 」とは (参考:住友化学園芸のHPから)

【左】ボタン:ヨトウムシ 【中】キャベツ:ヨトウムシ) 【右】キク:ハスモンヨトウ(斜紋夜盗)
【発生時期】4~6月、9~10月の2回発生
【寄生植物】草花、野菜など多くの植物
【被害症状】葉が食害され、激しい場合は葉脈だけ残して食べ尽くされます。生育及び外観が悪くなるだけでなく、野菜では食用部分が無くなることもあります。
【生態】ヨトウガと言う名前の虫もいますが、夜間活動して葉を食害する種類、ハスモンヨトウやシロシタヨトウなどを含めて「ヨトウムシ」と言います。ヨトウガは始めから茂みの中などに隠れているわけではありません。卵は葉裏にまとめて産み付けられ、ふ化直後は群棲して表皮を残して葉肉部を食害します。そのため、食害部分は透けて見えます。大きくなるにしたがって分散し、昼間は茂みや土中に隠れて夜間活動するので、食害された部分には昼間は姿が見えないということになります。蛹の状態になって土中で越冬します。

【概要】手を汚すことなく手軽に使用できる散粒容器
入りです。家庭菜園・草花・背の低い庭木・鉢物などの根元に散布する他に、植え穴にまくなどの利用法があります。
【薬剤登録】農林水産省登録第21789号
【有効成分】アセフェート
【容量】200g・650g(袋入)・1kg(袋入)・1.6kg(袋入)入
【粒剤粒剤】そのまま散布
【効果のある害虫】アザミウマ(アザミウマ類)、アブラムシ類、エカキムシ(ハモグリバエ類、ネギコガ)、ケムシ・アオムシ(アオムシ、コナガ)、オンシツコナジラミ、ネキリムシ(ネキリムシ類、タマナヤガ)、シバツトガ、ヨトウムシ類、コガネムシ類幼虫 (注:ケムシには使用できません)
【対象作物】
花き・観葉:花き類・観葉植物、きく、宿根スターチス、カーネーション、アリウム、芝
野菜:トマト、ピーマン、なす、きゅうり、だいこん、かぶ、キャベツ、はくさい、ブロッコリー、なばな、ばれいしょ、えだまめ
花木:ばら