3月にネットで買ったトリカブト(鳥兜・鳥冠)の苗。毒があるとはいえ作り方は他の山野と一緒。
その後日陰に置きっぱなしで忘れていましたが、10月に独特の個性的な花が綺麗に咲いてくれました。 毒の抽出





科名:キンポウゲ科
属名:トリカブト属
学名:Aconitum
別名:鳥兜
みずやり:水を好む
場所:外の半日蔭
兜や帽子のように見える部分は萼で、その中に花弁が収まっています。切れ込みのある葉は種類ごとに形や切れ込みの深さが少しずつ異なります。茎は立ち上がりますが、種類によっては長く垂れ下がるもの、つる性のものもあります。
日本三大有毒植物の一つ。他にはドクウツギとドクゼリ。非常に毒性が強いのですが、葉っぱの形が野草として食されるニリンソウやセリ、ゲンノショウコ、ヨモギにも似ているので誤食が現在でもちょくちょくあります。また蜜にも毒があり、トリカブトから集めた蜂蜜でも死ぬので、養蜂家はトリカブトの開花時期と自生する地域を避ける。
<終了・廃棄します>
半日陰で育つ山野草。栽培・販売・抽出に規制はありません。しかし危険ハーブ(合成麻薬)よりもっと危険な植物ともいえるでしょう。初心者の素人ではきちんと管理できません。
例えば、1986年5月20日に発生したトリカブト保険金殺人事件は、トリカブトから抽出した毒(アコニチン)とフグ毒(テトロドトキシン)で保険金を目当てにした殺人事件。 毒性・致死量・成分。
トリカブトの分布は、本州中部以北に多く生息し、また北海道の山野に自生する多年草ですが、全草が有毒であり、特に地下の根の部分は毒性が強いそうです。
(作用機序とは薬物が生体に何らかの効果を及ぼす仕組み。)
と、言うことで咲いたのは1度だけですが、きちんと終了・廃棄することにします。
本当に、癒してくれてありがとう♪